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月別: 2021年5月

プロテインの種類と摂取量について

一般に売られているプロテインはホエイ、ソイ、カゼインの3種が主にあります。
中でもホエイかソイで悩む人がいらっしゃると思います。
ホエイとソイのプロテインの差ですがアミノ酸構成においてはさほど差はありません。
メーカーによってはEAA(必須アミノ酸)の量がソイにおいて若干劣るものもありますが、気にするレベルでもないようです。
ただ大きく異なる点は吸収速度の差です。
ホエイはソイやカゼインに比べて吸収速度が早いです。
吸収速度とアミノ酸構成はタンパク質合成に大きく関わってきます。
トレーニング後に3種のプロテインを摂った場合のタンパク質合成を調べたところホエイが一番良い数値を示し、ソイ、カゼインの順番でした。

タンパク質摂取が枯渇している朝や素早く体にとり入れたいトレーニング後などはホエイを選択するのが良いでしょう。
食感や昼食、夕食などのタンパク質源として摂取する場合は腹持ちの良いソイを選択するのも良いと思います。
また就寝時は長時間栄養が摂取できないので就寝前にゆっくりと吸収するソイやカゼインを摂取するのは良い方法です。

あとホエイは乳糖が入ってますのでホエイを飲むとお腹がゴロゴロする方はソイを選択されると良いでしょう。
またソイは大豆が原料なのでヴィーガンの方やイソフラボンをとりたい女性などにはおすすめです。
ただソイをとるとお腹が張る方もいらっしゃるのでそういう方はホエイを選択してください。(女性で下腹がぽっこりする方で納豆や豆腐などの大豆製品を減らしたり止めたりすると改善される場合があります。)

またタンパク質の摂取量についてですがトレーニングを週に3回以上しっかりとされている方は体重1kgあたり1.5gから2g程をとられると良いと思います。

週に1回くらいの方はトレーニング日と翌日の2日間を体重1kgあたり1.5gから2gほど摂取すれば良いと思います。

運動やトレーニングをされてない方は体重1kgあたり1g程を摂取すれば良いと思います。

体脂肪が非常に多い方はこれよりも少なくしましょう。
トレーニングされてる場合は除脂肪体重1kgあたり2.2g程で良いと思います。

ただし体重1kgあたり1.6gまではWHOにおいても安全とされているのでちょっと多めに飲んでも消化に問題がなければ良いと思います。
異常にガスが出る場合や屁が異常に臭い場合は消化不良気味ですのでタンパク質の摂取量を減らすか摂取源の種類を変えてみましょう。

厚生省が推奨するタンパク質量は男性60g 女性50gです。
ちなみに50gですと納豆1パック+卵1個+鶏胸肉(皮なし)150g程です。

最近タンパク質が入っている商品が多く出ていますし、プロテインもトレーニングしていない方も飲んでいるようです。
ただトレーニングをしていない場合は必要量以上にとることもないです。
プロテインはあくまで食事でとりきれない分の補足として摂取するのが良いです。足りないのはダメですけどね。

いつまでもダイエットが上手くいかない

何度もいろんなダイエット法を試してみたけどリバウンドしてしまう方は結構いらっしゃると思います。
そういう方はこれだけを食べたら痩せる、食事をドリンクに置き換えるまたは抜く、酵素などを飲んで痩せるといった極端な方法を好む傾向にあります。
またテレビで流れている極端なダイエット法にすぐに飛びついたりします。

あとダイエットするにあたって何か魔法のような方法があると信じている方もいらっしゃいます。
何件も色々なダイエットジムに通っている方に特にその傾向が多くみられます。

当然ダイエット法を提供する我々にもその責任はあると思います。
極端に食べる量を減らすジムやタンパク質と葉野菜だけを摂取させて有酸素をがむしゃらにやらせるなど・・・
どうしてもある期日までに体重を落とさなければいけない場合はまあ致し方ないにしても、そりゃリバウンドしますよね。
先日大神いずみさんがジムでダイエットされた話をネットでみたのですが、タンパク質と葉野菜に近い食事であった事と体重を減らすために最後は水分を抜くことまで提案されたなど???な方法でした。

ダイエットの原則
消費カロリー>摂取カロリーです。
これだけではないけれどもやはりこの基本は外せないです。
ですが続けられる方法でなければいけません。
ダイエットを頑張っているといつまでも感じているようでは継続は出来ないのです。

タンパク質1g4kcal   炭水化物1g 4kcal  脂質1g 9kcal
自分が食べているもののカロリーや栄養素を知ることはすごく大事です。
今はネットで簡単に調べられます。←これ重要です。

あと糖質を変に恐れないこと。
低糖質の商品がたくさんありますが、そういう商品は大概脂質が高いものです。
糖質というのは元来体内で脂肪になりにくいものです。
脂質たっぷりのドレシングのかかったサラダ食べるならお米しっかり食べましょう。

また味覚や嗜好って変わってくるんです。
脂っこいものをいつも食べてる方は脂っこい物にすごく旨みを感じますし、さっぱりしたものを食べ続けている方は脂っこいものがくどく感じるようになります。
保存料や添加物まみれの物から素材重視の食事に変えると保存料や添加物まみれの物が沢山食べられなくなります。

当ジムで体脂肪を落として維持されている方は食事の内容を変えて、またそれを苦しいとも感じることなく普通に継続できている方です。

少しづつで良いので食事の内容を見直してみましょう。