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カテゴリー: ダイエット

冬季休業のお知らせ

本日で今年の営業は終了させて頂きます。
一年間誠に有難うございました。


今年のお休みは下記の本を読み進めていきたいと思います。
結構面白いです。

来年は1月6日からの営業となります。
来年こそは普通の日常が戻ってくると良いですね。
皆さんお正月は食事の量が増えると思いますが、小腸の繊毛は食餌の量が増えると長くなるそうです。
それによって栄養を吸収しやすくなり熱変換する割合が減り脂肪増大につながるようです。
カロリーも大事ですが量も影響するみたいですね。
まあ私は休みの間はそんなに気にしないで食べようと思います。

それでは、来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

外食で脂肪をとり過ぎたときには

ダイエット中に外食をした時に脂質の多い食事をしてしまった場合に、脂肪の吸収を抑えるサプリがあります。

キトサンというで蟹の甲羅などから抽出した成分です。
ラットの餌にキトサンを混ぜたものと混ぜなかったものを比較したところ、キトサンを混ぜたものは50%ほど脂質消化吸収率が低いとの結果が出ました。

またキトサンにアスコルビン酸を同時投与したものは、何も投与してないものに比べて20%ほど脂質消化吸収率が低くなりました。
キトサンにアスコルビン酸塩を同時投与したものはアスコルビン酸を同時投与したものに比べてより脂質消化吸収率が低下しました。

そしてキトサンの摂取をした場合でもタンパク質の吸収率にはほとんど影響を与えないことが解りました。

問題はキトサン摂取時に脂溶性ビタミンの吸収も阻害してしまうことです。

普段の食事にいつもキトサンを利用するのではなく、ダイエット中にどうしても脂質が多い食事をしなければならない時に利用するのが良いのではないでしょうか。

ちなみにキトサンの効果を増強するアスコルビン酸とはビタミンCです。
またより効果を高めるアスコルビン酸塩はサプリとして購入することができます。ただカプセル状のものを見つけることができないので携帯しにくいことが難点でしょうか。
通常のビタミンCでも効果は十分ですのでこちらを利用するのがよろしいかと思います。

引用元

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/34/8/34_8_553/_pdf/-char/ja

体を引き締めたいなら

こんにちは。
梅雨ですがもうすでに暑い日が続いてますね。
皆さん熱中症には気をつけてお過ごしください。
私はクーラーのガンガン効いた店舗で寒さと戦っております。
カーディガンを羽織るOLさんの気持ちがよくわかります。

さてお客様のご要望で一番多いのが体を引き締めたいというものです。
一番勘違いされているのが筋トレをすれば体が引き締まると思ってらっしゃることです。
確かに筋トレをすればハリは出てくるのでたるみは解消されやすくなります。
ですが引き締めたいのであれば脂肪を落とすしかありません。
筋トレだけでは脂肪は落ちません。
筋トレはかっこよく体を作るためのものです。(例えばお尻を丸くヒップアップさせたいなど)
ボディビルダーが週に何回もトレーニングしているのに絞る時は食事で必ず減量します。

ですから引き締めるのには食事管理が必須となります。
また食事管理だけで脂肪を落とした場合も筋肉も同時に失いやすいので筋トレと併用することが大切です。

かっこよく体を作るにはまずは筋トレをして筋肉がついてから脂肪を落とすフェーズに入るのが一番良い方法となります。
すごーく脂肪が多い場合は同時進行してもよろしいかと思います。

ジムに行けない場合はお家で自重トレーニングをすることでも成果は得られますよ。ダンベルがあれば尚良いトレーニングができます。

皆さん頑張ってくださいね。
それでは。

いつまでもダイエットが上手くいかない

何度もいろんなダイエット法を試してみたけどリバウンドしてしまう方は結構いらっしゃると思います。
そういう方はこれだけを食べたら痩せる、食事をドリンクに置き換えるまたは抜く、酵素などを飲んで痩せるといった極端な方法を好む傾向にあります。
またテレビで流れている極端なダイエット法にすぐに飛びついたりします。

あとダイエットするにあたって何か魔法のような方法があると信じている方もいらっしゃいます。
何件も色々なダイエットジムに通っている方に特にその傾向が多くみられます。

当然ダイエット法を提供する我々にもその責任はあると思います。
極端に食べる量を減らすジムやタンパク質と葉野菜だけを摂取させて有酸素をがむしゃらにやらせるなど・・・
どうしてもある期日までに体重を落とさなければいけない場合はまあ致し方ないにしても、そりゃリバウンドしますよね。
先日大神いずみさんがジムでダイエットされた話をネットでみたのですが、タンパク質と葉野菜に近い食事であった事と体重を減らすために最後は水分を抜くことまで提案されたなど???な方法でした。

ダイエットの原則
消費カロリー>摂取カロリーです。
これだけではないけれどもやはりこの基本は外せないです。
ですが続けられる方法でなければいけません。
ダイエットを頑張っているといつまでも感じているようでは継続は出来ないのです。

タンパク質1g4kcal   炭水化物1g 4kcal  脂質1g 9kcal
自分が食べているもののカロリーや栄養素を知ることはすごく大事です。
今はネットで簡単に調べられます。←これ重要です。

あと糖質を変に恐れないこと。
低糖質の商品がたくさんありますが、そういう商品は大概脂質が高いものです。
糖質というのは元来体内で脂肪になりにくいものです。
脂質たっぷりのドレシングのかかったサラダ食べるならお米しっかり食べましょう。

また味覚や嗜好って変わってくるんです。
脂っこいものをいつも食べてる方は脂っこい物にすごく旨みを感じますし、さっぱりしたものを食べ続けている方は脂っこいものがくどく感じるようになります。
保存料や添加物まみれの物から素材重視の食事に変えると保存料や添加物まみれの物が沢山食べられなくなります。

当ジムで体脂肪を落として維持されている方は食事の内容を変えて、またそれを苦しいとも感じることなく普通に継続できている方です。

少しづつで良いので食事の内容を見直してみましょう。



脂肪燃焼と寝る前のアルコール摂取について

睡眠中は脂肪をエネルギー源として利用します。
しかし寝る前にアルコールを摂取した場合はアルコールの代謝を優先するため他の栄養素の代謝は後回しになってしまいます。

アルコールはどれくらいの時間で代謝されるのでしょうか。
以下の計算式で算出できます。
(アルコール量g)÷(体重kg×0.1)
リンク先 東海電子株式会社
https://www.tokai-denshi.co.jp/app/simulations/calculate#simulation_result
gでなくmlで計算したい場合は
(アルコール量ml×アルコール度数×0.01×0.8)÷(体重kg×0.1)で算出できます。
例えば体重60kgの人が500mlのビールを一本飲んだ場合は
(500×5×0.01×0.8)÷(60×0.1)=3.3時間となります。

缶ビールのロングを2本飲んだ場合は6.6時間アルコールの代謝に使われるわけです。
寝る直前にアルコールを飲んだ場合は睡眠中はほぼアルコールの代謝に使われることになります。
せっかく睡眠中は脂肪を燃焼してくれるのに勿体無いですよね。
睡眠時の代謝はおよそ300kcal程です。
脂肪を燃焼したいなら毎日寝る直前までアルコールを摂取するのは避けましょう。


あとアルコールは意外にカロリーが高いです。
1g7 kcalあります。先程の缶ビールのロング2本で約400kalです。(タンパク質や炭水化物分も含む)
吉野家の牛丼並盛りの白米の量250g(420kcal)とほぼ同じカロリーです。
この点からもアルコールの飲み過ぎには注意しましょう。


キャロブパウダーに抗肥満効果

大阪市立大学らの研究グループによってキャロブパウダー抽出物に抗肥満効果があることを細胞レベルと動物実験レベルで解明しました。

キャロブとは地中海付近で栽培されるイナゴ豆で乾燥させて粉末状にしたものが食用にされてます。
主にココアパウダーの代用品として利用されており、ココアパウダーに含まれる脂質やカフェインが無く、糖質が入っているため甘みがあるのが特徴です。
また食物繊維、ポリフェノール、カルシウム、鉄、カリウムなどを含んでいます。

実験ではコントロール食(低脂肪食)、高脂肪食、高脂肪+キャロブパウダー抽出物で52日間の食事の比較となりました。
コントロール食が最も脂肪量の増加は低かった。(総カロリーが最も低い)
高脂肪食と高脂肪食+キャロブパウダー抽出物と比較した場合、キャロブパウダーを添加したものの方が優位に脂肪増加量が抑えられました。
中でも120℃から180℃で30分焙煎したキャロブパウダー抽出物を1000gの食事量中0.6g含んだものが最も脂肪量増加を抑えました。

他の比較群は30分焙煎で3g、60分焙煎で0.6g、60分焙煎で3g。

0.6gのキャロブパウダー抽出物はキャロブパウダー21g程になります。(私の計算ですのでもし間違っていたらごめんなさい)

マウスでの実験ですので人間に対してどれくらい効果があるのか、また量としてどれくらいとれば良いかは明らかではありませんが、脂肪の多い食事をした時にキャロブパウダーを摂取するのは脂肪合成の抑制に効果があるかもしれません。
キャロブパウダー自体に食物繊維やポリフェノール、ミネラルが含まれてますので摂取自体は体に良いと思います。
iherbやアマゾンで販売されてます。

尚この研究にはキャロブパウダーを販売している会社が資金協力をしています。

大阪市立大学
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2020/210315

より詳しく知りたい方
ttps://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0248073#pone-0248073-g003

血糖値を下げる

高血糖は糖尿病、心筋梗塞、肝硬変などの病気になりやすくなります。
血糖値を正常範囲に保つことは健康にとって大切です。

血糖値が高いということはインスリンの効きが悪いかインスリンが正常に出てないかです。

では血糖値を下げるのに効果的な方法は何か。

1 運動をする
運動はインスリンの感受性を高めることができます。
筋肉は血中の糖を取り込みます。また筋肉を動かすために糖を使います。
その点筋トレは非常に適した運動です。水泳やサイクリングなどもおすすめです。

2 炭水化物の食べ過ぎを見直す
炭水化物(厳密には糖)の摂取量が多すぎれば糖は余りますので糖質過多に気をつけましょう。
ジュース→水やお茶、ブラックコーヒなどにする
お菓子→ヨーグルトやナッツにする
チャーハンとラーメンなどの糖質ばかりの食事の内容を見直す

3 食物繊維をたくさんとる
食物繊維は糖の吸収を遅くし血糖の上昇を緩やかにします。
特に水溶性食物繊維は血糖値の改善に良いとされています。

水溶性食物繊維
果物、芋類、キャベツ、大根、大麦、大豆、コンニャクイモ

もちろん不溶性食物繊維も血糖管理には有効です。
食物繊維全般をたくさんとりましょう。
野菜、豆、果物、全粒穀物(玄米、オートミール、大麦など)
男性なら40g 女性なら25gほどの摂取が推奨されてます。

4 お水をたくさん飲みましょう
水は血糖値を下げる効果があるようです。
水でなくてもお茶やブラックコーヒーでも良いです。
コーヒーは直後は血糖値を上昇させますが、長期的には血糖値を下げる効果があります。1日5杯のコーヒー(カフェイン入り)を飲んだグループは飲まないグループと比較した場合に食後2時間の血糖値が10%下がったようです。
また食事と一緒にコーヒーを飲むことが血糖値の上昇を抑えるのに効果的です。

https://www.nestle.co.jp/sites/g/files/pydnoa331/files/asset-library/documents/nhw/interview2.pdf

https://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2019/161/414313.html

5 体脂肪を減らす
脂肪細胞はインスイリンの作用を阻害します。
脂肪細胞が肥大化すると脂肪分解が亢進して脂肪細胞から遊離脂肪酸の放出が増大します。結果血中遊離脂肪酸が増えます。血中遊離脂肪酸は骨格筋への糖の取り込みの低下を招きます。

6 ストレス解消と睡眠を十分にとる
睡眠不足は成長ホルモンの放出を減らしコルチゾールを増やします。
コルチゾールは脂肪の燃焼を妨げます。ストレスが増えるとコルチゾールの分泌が増大します。
ストレスを避けるのは難しいですが、運動やヨガ、好きな事や楽しい事をすることでストレスを解消することは大切です。
アシュワガンダやPSなどのコルチゾールを抑えるサプリの摂取も一つの方法です。


孫は優しいの食事をしましょう。
豆類、ごま、わかめ(海藻)、野菜、魚、椎茸(キノコ類)
プラス脂質の少ない肉、果物ですかね。


寝る前のプロテイン摂取は脂肪増加には繋がらない

しっかりとトレーニングをしている方には寝る前にプロテインを飲むことによって以下のメリットがあります。

筋肉の回復
筋肉の成長
筋力の改善
翌朝の食欲の減少
必要タンパク質の確保

そして寝る前のプロテイン摂取は
脂肪分解には影響を与えない
とのことです。

寝る前の通常の食事(タンパク質、脂質、炭水化物が複合された食事)は脂肪の分解を妨げますがプロテインのみの場合は脂質代謝には影響をあたえないようです。

しっかりとトレーニングをしている方は体重1キロあたり1.6gから2gほどのタンパク質を摂取したいので、就寝前のプロテイン摂取は1日に必要なタンパク質量を満たすためには良い方法であると思います。

トレーニーにとっては当たり前の就寝前のプロテイン摂取ですが、減量中でも就寝前に気にせずプロテインは摂取してくださいね。

https://www.mysportscience.com/post/presleep-protein-does-not-make-you-gain-fat

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31504693/

筋トレにかかわらずタンパク質をとりましょう

筋トレをしてない場合でもタンパク質をしっかりと摂取しましょう。
タンパク質は筋肉、臓器、皮膚の材料となります。
また消化酵素もタンパク質でできてます。
肉、魚、卵、乳製品、大豆などから摂取できます。

タンパク質は代謝を高め、食欲を減らす効果があることがわかってます。
タンパク質はDIT(食事誘導性熱産生)が30%程で炭水化物5%、脂質4%に比べて非常に高いのでタンパク質の割合を増やすことはエネルギーをより多く消費することにつながります。

またタンパク質は炭水化物や脂質に比べ満腹感が増しやすいという特徴があります。
1日のカロリーのうち30%程をタンパク質にするともっとも減量の効果が高いようです。
※今までの摂取カロリーにタンパク質を足すのは減量にはつながりません。
あくまで今までのカロリーの範囲の中でのタンパク質の割合を増やすことです。

ではどれくらいのタンパク質摂取量が良いでしょうか。
特に筋力トレーニングをしていない場合は体重1kgにつき1g程
筋トレをしている場合は1.5gから2g程を目安にとってください。
但し体脂肪が多いために体重が重い場合は除脂肪体重を目安にするか目標体重を目安にしてください。
腎臓に問題のある方以外でしたら少々タンパク質の摂取がオーバーしても問題ありません。

※最後に絶対に避けて欲しいこと。
食事をタンパク質と糖質の少ない野菜のみにすること。
体重は大きく減りますが、筋肉も大きく減ります。
待っているのはリバウンドです。


太らないための食事

何気なく食べたい物を食べていたら引き締まった体になることはできません。

食事が快楽になっている方は正直ダイエットは難しいです。
栄養素は満たされないけど、脳からドーパミンがいっぱい出て幸せーな状態になっているんでしょう。体内は不幸な状態になってますけどね。

本来食事は生きていくための栄養を摂取することです。
必要な栄養素を体に入れることが大切です。
毎食タンパク質を食事に入れること。
脂質はなるべく少なくすること。
炭水化物も必要な分は必ず摂取すること。
例えば脳は1時間に5gほどの炭水化物(糖質)を消費します。
1日で120gは糖質を使うわけです。
野菜は抗炎症作用、抗酸化力が高いのでたくさん食べること。

あれが食べたい、あー食べると幸せ〜っと毎回なっているとだんだんとお肉が体についてきますよ。

美味しく食材を食べることは大切です。今はネットが発達してますのでカロリーを抑えた料理方法は探せばいくらでも見つかります。

あと食材の栄養素を知ることもすごーく大事です。
例えば豚レバーは100gでタンパク質20g 脂質3.5gほど
豚ロースは100gでタンパク質19g 脂質19gほど
豚ヒレは100gでタンパク質23g 脂質2gほどです。
部位によってこんなに違うんです。

意外なのは豆腐です。
豆腐はヘルシーと思われてますが一丁(300g)でタンパク質15g 脂質9gと意外に脂質が多いです。
豆乳飲んで豆腐食べて、納豆も食べてと重ねていったら結構な脂質になりますね。

一度栄養素を調べて見るとすごーく食べ方の助けになるのでお勧めです。

いつもいつも節制しましょうというわけではなく、たまに快楽を味わっても太らないようにするために普段の食事は頑張りましょうということです。