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カテゴリー: サプリ、栄養

プロテインを豆乳で飲むのは・・・

プロテインを豆乳で割って飲むのはお勧めしません。

豆乳にはトリプシンインヒビターという成分が入っています。
このトリプシンインヒビターとはトリプシンというタンパク質を消化する酵素の働きを阻害する物です。

大豆にはこのトリプシンインヒビター が含まれているのですが、製法上
木綿豆腐<絹ごし豆腐<豆乳の順で多く含まれてます。

普段食べる分には大したことはないのですが、プロテインのように純粋にタンパク質を摂取しようとする時にわざわざタンパク質の吸収率を下げることは避けたいですね。

またプロテインは吸収が速いことも特徴なので体に早くタンパク質を取り込みたい時は水で割るようにしましょう。
牛乳で割る人もいますが吸収速度が落ちます。
逆にゆっくりと吸収させたい場合は牛乳で割るのも一つの方法です。
(脂質と糖質が余分に加わることに注意してください)

状況に応じて飲み方を変えてみましょう。

https://www.fujifoundation.or.jp/report/pdf/016/16_124.pdf

ケラチンのレベルを高める食品

ケラチン(角質)は皮膚の表層の表皮の主要な構造分子で、髪や爪も同様に主要な構成要素となってます。

美しい肌や髪、爪を求める方はケラチンの産生を高める食品をとってみては如何でしょうか。

卵、玉ねぎ、サーモン、サツマイモ、人参、ニンニク、牛レバー

これらの食品はケラチンの産生を高めます。

サプリでしたらビオチン、Lシステイン or Nアセチルシステイン、ビタミンA(ベータカロテン)をとると良いでしょう。

また基本はタンパク質をしっかりと摂取することです。

尚、Lシステインは美白の効果もありますが白髪も生え易くなるのでビオチンを一緒にとりましょう。

美白ついでに
テレビで宣伝しているキミ○ホワイトっていう商品をご存知でしょうか?
シミに効くと言われている物です。
主要構成はビタミンC(アスコルビン酸)、Lシステイン、パントテン酸(ビタミンB5)です。iherbでそれぞれ購入可能ですね。
あと、美白にはトラネキサム酸が良いと言われてますがこれは単体で入手は難しいです。喉が痛い時に処方される薬ですね。

先にあげた食品は簡単に入手できて、栄養も豊富なものばかりですので普段からとるようにしてみては如何でしょうか。

mctオイルについて

MCT(中鎖脂肪酸)オイルが今ではどこのスーパーでも買えるようになりました。

短時間で消化吸収されるためエネルギーになりやすく体内の脂肪になりにくいのが特徴です。
これを聞いてMCTオイルは脂肪になりにくいからとった方が良い、とっても大丈夫と思って使用している方がいらっしゃると思います。

あるメーカーのホームページでもご飯を炊く時、味噌汁、サラダ等いろんな物への使用方法が書かれてます。(ちなみにMCTオイルは無味無臭です)
また、まずは大さじ1杯から始めましょうと書かれてます。
お味噌汁に1杯、サラダに1杯、コーヒーに1杯といろんな物にかけていたらすぐにカロリーオーバーです。大さじ1杯100キロカロリー近くありますからね。

MCTオイルは動くために素早くエネルギーが欲しい方や、病気で栄養がとりにくい方なら良いカロリー元だと思います。

またドレッシング用のサラダオイルやオリーブオイルの代わりにMCTオイルを使うのであれば、脂肪になりにくいので良い方法ですね。

MCTオイルは火(150度以上)にかけて使用することができないので注意してください。

そう考えるとあまり使い道はないかなって私は思います。

ケトジェニックダイエットを行う場合はすごーく良いオイルなんですけどね。
あと一気にたくさんとると腹痛や下痢を起こす場合があるので、使用する場合は少しずつ様子見してからにしてください。

体に良いからといってなんでも食べてませんか?

体に良いものを食べるのはとても大事です。

CMやTVで何々が体に良いと言われると飛びついて摂取していきがちです。

ここで注意していただきたいのはどんどんといろんな物を足していくことです。

サバ缶 190g 360kcal
魚の脂質が良いとされて一時期スーパーから在庫が消えてました。
脂質の割合が高いのでカロリーが高いです。


納豆 1パック 100kcal
勿論発酵食品としてお勧めですが、これも豆の脂質があるので意外にカロリーはあります。

卵 1個 90kcal
ビタミンC以外のビタミンが豊富に含まれていてすごーくお勧めですがこれも脂質がそこそこありますのでカロリーは意外にあります。
一日2個くらいまでがよろしいかと思います。

アボカド 1個 260kcal
一価不飽和脂肪酸を豊富に含んでいてお勧めですが、脂質の量が非常に多いです。

体に良い物を食べるのは大切ですが、なんでもかんでも足していくと太る原因となります。
いつもの食事に納豆と卵を追加すれば190kcal増えます。
1ヶ月に20日食べるとしたら3,800kcal、2ヶ月で体重1kgの増加です。
体重を減らしたいなら、体に良い物を足すだけではなく体に必要のない物を減らす必要があります。
例えば唐揚げ3個(100g)で300kcalです。
酸化した油を食べるので非常に体に悪く炎症の原因となります。
鶏胸肉皮なし100gを焼いただけなら100kcalです。これに納豆と卵を足してもほぼ同じカロリーです。こちらの方が遥かに体に良いですよね。

まずは体に悪い物を除くことから初めてください。それが健康になるには一番良いことです。

プロテインを飲んでも痩せません

最近Yahoo!ニュースで[自粛太り?プロテイン人気]という記事がありましたが、一見するとプロテインを飲むと痩せると勘違いするような題名でした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8522e8c3260fb89e6f5cb4add5e52d3423ff5069

まずプロテインを飲んだからといって痩せません。
今までの食事を変えずにプロテインを追加すればカロリーの増加によって太ります。

ここの記事で紹介されていた商品もタンパク質はそこそこ入っているが他の糖質や脂質も結構入っていてバランスが悪かったり、タンパク質含有量がほんの少しであったりとまあねぇというような商品がほとんどでした。

プロテインはあくまで食事でタンパク質を補えない場合にとる物です。
厳密にはトレーニングをしている場合は吸収速度のために飲みますが。

タンパク質ですがトレーニングをしてない人ならば沢山とる必要もありません。
おおよそですが体重×1g程とれていれば良いかと思います。

タンパク質量を計るのも面倒なので手のひらに乗るくらいの肉や魚を毎食とると良いと思います。
それくらいの量を毎食とれなくても、豆腐や納豆などの豆類や卵などを追加すれば大丈夫です。

※タンパク源
肉、魚貝、豆類、卵、乳製品
肉は脂の少ない物、乳製品は脂質が多いので食べ過ぎに注意してください。

一般の方ですと朝のタンパク質摂取が一番難しいかと思います。
そういう人こそプロテインを飲むのをお勧めします。
お肌にも良いですからね。

抗生物質を飲んでる方は高脂肪食は危険

抗生物質を服用している時に高脂肪食をとると炎症性腸疾患(IBD)の前段階になるリスクが大幅に増加するそうです。

IBDとは腸に炎症を起こす病気で血便、下痢、腹痛、発熱、倦怠感、目の炎症、関節の痛み、皮膚の炎症、痔など様々な症状が現れます。

ケトジェニックダイエットで脂肪を沢山とっている方は抗生物質の服用と併用しないように気をつけてくださいね。
また脂っこい物を食べるのが好きな人も抗生物質には気をつけましょう。

糖質制限が流行ってますが、体の調子が悪くて抗生物質を処方されている方は負のスパイラルに陥りますので注意が必要です。
そういう方実際にいますので。

抗生物質自体が腸の善玉菌を減らして悪玉菌を増やしますので必要ないのであれば服用は避けましょう。

私は風邪を引いても抗生物質は飲みません。
まあ風邪で抗生物質を処方するお医者さんも少なくなってきた気がしますけどね。
もちろん病状によって抗生物質が必要とお医者さんが判断された場合は飲みます。
その時は脂質には特に気をつけようと思います。

腸内環境はすごーく大事なのでプロバイオティクスとプレバイオティクスの両方をしっかりとりたいですね。

引用元
国立健康栄養研究所
https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=71888&-lay=lay&-Find.html

日本消化器病学会ガイドライン
https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/ibd.html

朝食を食べないと太る?

朝食を食べないと太りやすくなるか?ということですが、よく言われているのは空腹感でどか食いしてしまうというものです。

いつも3回食べていた人が2回にすれば痩せます。
但し2回の食事の総カロリーが3回の食事の総カロリーより少ないことです。
2回の食事のカロリー量が増えていれば痩せることはありません。

一番大事なのは消費カロリー>摂取カロリーです。

同じ摂取カロリーであれば朝>昼>晩と食べる量が少なくなっていく方が痩せるようです。

また食べる時間を短い範囲に納めた方が痩せるという結果が出てます。
例えば13時から20時の間だけ食事をする。(それ以外の時間は食事をしない)

ただ筋トレをしている方は朝、昼、晩と食事をすることをお勧めします。
長時間食事を取らなければ筋肉の分解を起こします。
特にタンパク質は朝一で摂取したいですね。

朝コンビニで菓子パンとカフェラテ買ってるのであれば、プロテインとおにぎりに変えた方が良いかな。

カフェラテ飲んでいる時が幸せと言っているうちは、いつまで経っても痩せませんよ。

水分補給について

夏になると汗をかきやすくなるので水分補給が大事です。

普段の生活では水を飲んでいれば大丈夫ですが、汗をかいた場合は塩分やカリウムなどのミネラルの補給も大事です。

汗をかくと水と共に塩分やカリウムなども排出されます。
この時に水だけを補給すると体内の体液の濃度を保とうとして水分を排出してしまいます。

ですから水だけではなく同時に塩分やカリウムなどのミネラルの補給も必要となります。

体に水分を補給するには浸透圧が関わってきます。
濃度の低い方から高い方へ移動します。

アクエリアスやポカリスエットなどはアイソトニック飲料と呼ばれ、ほぼ体液と同じ浸透圧です。

ちょっとしたスポーツ時や夏場に歩いた時に汗をかく場合などの水分補給にはアイソトニック飲料でOKです。

風邪や下痢、または夏場の運動時で大量に汗をかく時はバームやアクエリアスゼロ、OS1などの浸透圧の低いハイポトニック飲料が良いです。

コーラなどは糖分が多く浸透圧が高いのでハイパートニック飲料となり、吸収も遅く胃もたれの原因となりスポーツ時の水分補給には向いていません。また浸透圧が体液より遥かに高いので水分を持っていかれます。

あとカフェイン入りの飲料にも注意してください。
カフェインは水分を排出する作用があるのでコーヒーやお茶は汗を大量にかいた時の水分補給にはむいていません。

状況に応じて水分の補給をしてくださいね。

マイプロテインの米プロテイン

マイプロテインでbrown rice プロテインを購入しました。

brown riceプロテインですので玄米が原料のプロテインです。
ヴィーガンの方でも飲めるプロテインとなっております。

私も試したことはないのでちょっと買うのを躊躇ってましたが、安くなっていたので買ってみました。

で味ですが、う〜ん、まあ美味しい物ではないですね。
オートミールを粉にした物を飲んだことがある方ならそれに近いです。
ホエイのように滑らかではありません。かといってカゼインのようにモテッとしているわけでもないです。
ちょっとざらっとしてますかね。
オートミールを粉にして飲んだことない方がほとんどと思いますので、別の例えをするならば糠を水に溶いて飲んだ感じですかね。
(糠のとぎ汁を飲んだことのある方もそうそういないと思いますが・・・)

あと飲んだ時に喉がピリピリというかイガイガします。
私以外にも他の方の口コミにも書いてありました。

総評
味はホエイのように美味しく飲める感じではない。
特に夜寝る前とかはキツイかも。
(私はお腹がいっぱいの時以外は全然大丈夫ですが。)
ホエイでお腹の調子が悪くなる人は試してみても良いかも。
溶けに関してはほぼ問題なし。

玄米のおかゆにする時にこのプロテインを混ぜたらタンパク質豊富な玄米がゆができるかも。

ちなみに玄米プロテインなので炭水化物がたくさん入っていると思うかもしれませんが成分は以下の通りです。
100g中 タンパク質78g 炭水化物3.4g 脂質2.1g

問題ない成分ですね。

また飲み続けて気付くことがあったらご報告いたします。

体脂肪燃焼と二つのアミノ酸の関係

トリプトファンとスレオニンの二つのアミノ酸の量を減らすと、摂取カロリーを減らすことなく体重が減少したそうです。

マウスによる実験では上記の二つのアミノ酸の摂取を減らした場合、筋肉の量を減らすことなく痩せることができたとのこと。

減量時はホエイよりソイプロテインの方が効果があると言われるのはトリプトファンとスレオニンの量にも関係しているのかもしれないですね。
成分表を見るとホエイよりソイの方が二つのアミノ酸の含有量は少ないようです。
※ニチガさんのプロテインで比べると二つのアミノ酸含有量においてソイはホエイの半分くらいの含有量です。

トリプトファンやスレオニンは肉、魚、卵、乳製品によく含まれてますので、ホールフードプラントベースダイエットなどが脂肪を落とすのに効果的と言われるのにも繋がるのかもしれません。

尚最近流行りのEAAにも当然トリプトファンは入ってます。
私も飲んでいるマイプロテインのEAAはトリプトファンの含有量が多い方です。
(7g中230mg)
ちなみにパープルラースはトリプトファンは入ってません。代わりにアルギニンが多めに入ってます。

トリプトファンは一日3gから6gの摂取で悪影響が報告されているのでプロテインやEAAの大量摂取をしている人(自分を含めて)は気をつける必要があるかもしれません。過去にトリプトファン事件もありますしね。
※私が現在飲んでいるプロテインのトリプトファン含有量
(タンパク質24g中530mg)

参考文献 リンク先
https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=70917&-lay=lay&-Find.html